電力コスト削減に欠かせない「デマンド」を正しく理解しよう!

「デマンド」とは、高圧受電以上の需要家の電気料金を決める要素のひとつ。今回は、そんな大切なデマンドについてわかりやすく解説します。これを読めば、電気料金削減のコツも掴めます。

「デマンド」とは基本料金を決定づける重要な要素

基本的に、電気料金は「基本料金」「従量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」という4つで構成されています。これらの概要は、以下の通りです。

(出典:資源エネルギー庁)

  • 基本料金:契約容量(kW)で決まる。原則として1年間固定される。
  • 従量料金:使用電力量(kWh)で決まる。
  • 燃料費調整額:電力会社の調達する燃料費の変動で決まる。使用電力量(kWh)に応じて計算される。
  • 再エネ賦課金:経済産業省が毎年単価を更新する。使用電力量(kWh)に応じて計算される。

このうち、基本料金は契約容量によって決定され、月々の使用量に関わらず一定額が毎月請求されます。基本料金を決める契約容量に深く関係するのが「デマンド」です。

日々のデマンド管理が電気料金の節約につながる

(筆者作成:デマンドグラフのイメージ)

契約容量を決める「デマンド」とは、30分間に使った電力(kW)の平均値です。「30分デマンド値」とも呼ばれます。使用された電気は、30分を1単位(1コマ)とする1日48コマのそれぞれで毎日計測されます。上のグラフは1日のデマンドを示したグラフのイメージです。

1年間の契約容量は、48コマ×365日のデマンドの最大値によって決まります。つまり、365日のうちのたった30分間の最大デマンド値が、1年間の基本料金を決定するのです。基本料金は毎月固定額ですから、電気料金に与える影響は大きいといえます。

裏を返せば、この最大デマンド値をいかに低く抑えるかが基本料金削減のコツです。下図の例のように、場合によっては電力コストを大きく削減できることもあります。

(筆者作成:基本料金削減のイメージ)

最大デマンド値のピークを抑制するには、電気の使用の“波”を減らしできるだけ平準化することが求められます。日々のデマンド管理は、この電気使用の平準化を実現するために欠かせない手段なのです。

当社では、デマンド管理の手法について、お客様の電気のご利用状況に合わせたアドバイスを行っております。コストをかけない管理方法などもご案内可能です。ぜひ、お気軽にお問合せください。

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